2010.01.12
幸せがこの指にとまる厚生年金1月11日。
吹きさらす風、冬枯れの大阪厚生年金会館。
リハーサルを聞くために、搬入口のドア前にたたずむ人たち。
前回の厚生年金会館では、ドアに耳を貼り付けるようにしていた私たちを、奇異な目で見る人が多かったというのに。
宮本さんは、白シャツの上に黒いジャケットをはおり、フォーマルなスタイル。かっこいい。
石君は黒Tシャツ、成ちゃんは黒シャツに黒いハット、トミは黒Tシャツ。髪が薄い赤茶に!
ツタヤさんとヒラマさんも参戦。
一曲目は、明るいライトの中始まった、「sky is blue」
「ごらん」の声が会場に響き渡っていて、ぞくっとした。
終わるやいなや、ものすごい歓声と拍手。
会場の構造か、拍手が降ってくるようだった。
意外過ぎるイントロに吃驚したぜ、二曲目は「真夜中のヒーロー」
これは先が読めなくなってきた。
中盤でやりそうなイメージのある曲だったのだが、それがこの序盤のテンションで演奏されたのだからすごかった。
「行くぜ!!」と叫んで、宮本さんがカウントする。
三曲目は「今はここが真ん中さ!」
ここでようやくギターをおろして、マイク一本、ステージを動き回る宮本さん。
石くん側の客席ギリギリまで行っては「めそめそしてるのは誰!?」「抜け出せないぞーうおうお」と指差して歌う。
そして反対側へも。
サビではいつものように手をキラキラ。
「燃えてるんだぜ!」と客席を指差す。うわーっと盛り上がる会場の空気。
ぶきみなイントロにあわせ、
「一歳のおかみさーーん……二歳でもおやじさーーん……」
「わかんねえだろ、何言ってるか。いいんだよ、わかんなくて」
と始まった、「おかみさん」
赤いライト、青いライト、紫のライトが交互にステージを照らす。
なぜだか私は「夕方とりこむ」のあたりでちょっと泣きそうになってしまった。
男女の普遍的な姿。
男尊女卑だった宮本さんの、これ以上ない女性礼賛の歌。
生活をまわしてゆく女の人。
私も布団干そう、ゆうがった取り込もう。。
間奏では、石くんを挑発するように宮本さんが手招きし、石くんの両ほほを挟んだかと思うと、三〜四回頭突きしていた。
痛そう。とさえ思わなくなった、石くんへの攻撃…見慣れるって怖い。
その後、向かい合ってしばらく競奏。
次の曲も男女の姿が見えるつながり?
「ゴッドファーザー」
チャカポコいう音に、この曲だとすぐ気づき、めちゃくちゃうれしかった。
最後のところを歌詞間違いされており、「まるでハッピーバースデーのろうそく」で終わってしまったけど、でもかっこよかった。
「古い曲を…」
というので、何の曲かな?と思ったら、
「すまねえ魂」
それほど古い曲ではなかった。
ステージを右へ左へ、胸に手をあて、探し歩いている宮本さん。
当時の悲壮感は、もはや感じられず、きっと今同じ状況、探し歩いている人は、勇気付けられるのじゃなかろうかと思った。
当時は同じ気持ちで聴くと、あまりに痛々しかったかもしれない。
「ほら、また朝がやってくるぜ」
天井を指差してはじまった、
「ネヴァーエンディングストーリー」
好演。
みじろぎもせず聴き入った。
なんてきれいな歌なのだろう。
宮本さんの声もまた今日は素晴らしく出ていて、かすれずきれいに伸びる。
二時間近くもリハをなさっていたとは思えない。。
「男の子も女の子も同じだと思うけど…『男の子』ってもう44なんですけど。でもまあ、どこまで行けばたどりつけるんだろう。悲しいことやいろいろあって、でも、やっぱりガッと生きていくぜ、という歌です」
という言葉のあと、宮本さんのカウントで始まった「絆」。
これもまた声が伸び、会場中に響き渡っていた。
でっかい。存在が。思いが。この空間の、今しかないというこの感じもすべて。
私は思わず涙した。
ときに絞りだすように、ときに大きく包むように、ひたすら思いがこもった丁寧な歌い方だった。
「大阪は歴史が、東京よりもやっぱり古いですね。古い新しいで、どっちが良い悪いということではないんだけど。
歴史が古いから、大阪に来たら緊張、緊張って、もちろん大好きな町なんですけど。でも、良い意味で身が引き締まるというか。」
「冬の風物詩…風物詩と言ったらあれなんですけど」
「でもやっぱり、クリスマスとか正月とかあって、でも一人部屋の中で音楽を聴いてるときもあって。
楽しいんだけど、でも、ハッ(嘲笑)みたいな。そういう歌です」
と宮本さんがギターを抱えながら説明する。
そう、次曲は「真冬のロマンチック」
ロマンチックの「ク」がやけにハッキリ発音されるこの曲。
賑わい浮かれる世間を、あざ笑うかのように。
「遅れてきた名曲、聞き覚えがあるやつさ」を「遅れてきたヒーロー、くわえタバコ真冬のヒーロー、真夜中のロマンチック」と歌われる。
この替え歌はいつかのライブでも聴いたことがある。
字余りっぽくて私は好きである。
間奏では、ツタヤさん、成ちゃんの見せ場があり、そのたびにそちらを向く宮本さん。
メロディの可愛らしさとあいまって、微笑ましく映った。
打って変わって、物静かな「こうして部屋で寝転んでるとまるで死ぬのを待ってるみたい」
真冬のロマンチックとは、ひとりきり部屋の中に居るつながりだろうか。
「地の底に沈みそう」と歌いながら、両手の親指を地面に向ける宮本さん。
最後はCDのようにブツッとは終わらず、宮本さんがアーアーアアーアーアーと歌われて締める。
こんな説明じゃわからないですね。
石くんが打ち込みのスイッチを入れて始まった、「ジョニーの彷徨」
始まると、ステージ後ろの黒幕がスルスルと上がっていく。
そこには真っ白な幕が張ってあり、黒と白で、ぐにゃぐにゃとした砂紋のようなものが映し出されている。
これはちょっとどうかな?と思ったものの。
歌い終わり、音がビシッと途切れたところでステージは暗転、そして幕が真っ赤に染まる。
この終わり方には、息を呑んだ。
真っ赤な背景に、真っ黒なメンバーのシルエット。かっこよすぎるではないか。
ぐわっと歓声と拍手が上がる。
今回の公演では、曲終わりに一度やみかけた拍手が、また波のように盛り上がるなど、この日を待ちわび、そしてエレカシのステージをいかに思い切り受け止めているお客さんが多いかということがよくわかった。
イントロで大歓喜、次は「化ケモノ青年」
これはうれしい。
宮本さんが、ステージを走り回る。
ステージの両端は花道とはいかないまでも出っ張っており、そこまでくると客席とぐっと近くなる。
「いいから持ってこいよ!」と手招きながら、目を見開いてあおる宮本さん。
でも攻撃性は感じられず、盛り上がる曲を選んできてくださったのだなあと感じた。
サビ前の手拍子が楽しい。
宮本さんもぴょんぴょんはねたり、動き回っていらした。
まだジャケットを着たままなので、暑くないのだろうかとちょっと要らぬ心配をしてみたり。
地の底からずんずん響くようなドラム。
宮本さんがギターを抱える。
ものすごく好きな曲、「クレッシェンド・デミネンド−陽気なる逃亡者たる君へ−」。
「でも好きなんだろう?生きてることがよ!」答えるように会場中の腕が上がる。
客席を指差しながら、
「やめるな!戦え!もう一度、出かけてゆけ!!」
と叫ぶ宮本さんの言葉が、突き刺さる。
背中を押す。
目覚めさせてくれる。
最後の、「出かけてゆけ」は、宮本さんの声だけが、静まり返るなかに大きく響き渡っていた。
完成された美しいものを見たときのような心地がして、鳥肌が立った。
「祝福の歌を。…遠い昔からの物語。」
と、「ハナウタ〜遠い昔からの物語〜」へ。
強くにぎったこぶしを胸にあて、ステージとそこに居るメンバーを力強く指し示し、大事なものをささげるように会場へ向かって手をひろげる。
「これが俺からの贈り物だよ」というところで、宮本さんがなさった仕草である。
宮本さんの、伝えきれない思いが溢るる。
「一瞬でつながるこのときめきの思い」を、人差し指で交互に自分と会場とを指される。
相互にあったかいエネルギーが行きかうような感じがした。
ここでようやくジャケットを脱ぐ宮本さん。
改めて、ほっそ!!足やらなんやら、細すぎ。かっこいい。
「さよならパーティー」
これも嬉しい選曲。
何度かライブで聴いた曲だが、その度に自分の立つ位置が変わってきたことをしみじみと思わされる。
この曲に背を押されるようにして、つまらないパーティーを抜けることができたり。
できずにもやもやしていたり。
どちらにしても、消えない傷に、やさしく水をかけてくれる一曲である。
「誇れるものが今は、なくってもいい」と握りこぶしを作って、強く言い聞かせるように、一言一言を大事にして宮本さんが歌う。
「俺の未来へと続く道、心から、そう言える日が来る」と会場を指差す。
幾度となく勇気付けられる瞬間である。
宮本さんの、エレカシの、歩いてきた日々と今の状況。
やさしく強くなった宮本さん。
その真剣な道のり。
それがあるからこそ、よけいにこの言葉が強く響くのだろう。
宮本さんがアコギを持ち、
「たくさん曲を作ったんです。新しい曲を…えー…。。。。」
タイトルが思い出せず困っている様子に、会場から「幸せよ!この指に…」
「そうそう、『幸せよ、この指に止まれ』。緊張して、すいません。もう三回目なんだけど。でも、ここでやるのは初めてです」
と弾き始めようとしたところで、コードを忘れ、また「…えっと…」とつぶやく。
新しい曲を披露するときは、宮本さんでも緊張するのだなあと感動した。
「雨のち晴れ 暮れ行く町の空に星がひとつ」というサビで、エレカシらしい歌詞と、今までありそうでなかったメロディは明るい中に涙ありというか、泣き笑いのようなイメージを持った。
懐かしい感じがする。
ブルースっぽい。
次曲も新曲。
「赤い空」
いつまでも過去の悲しみにとらわれていないで、明日へ踏み出そうぜ、といった内容の歌詞。
「昨日と明日をオーライ、この胸に咲かせよう」「悲しみにくれてるけど、昨日が道しるべかい?」といった歌詞だったと思う。
どこか成ちゃんが作りそうな雰囲気の曲調だと感じた。
「俺たちはここで今、こうして居るけど、でも、それぞれ別れていって、でもまた落ち合おう。そういう曲です」
と、「FLYER」へ。
石くんの青いくらい剃りあげた頭が、がんがん振られる。
体の底からエネルギーを放出するように、宮本さんの声がうねる。
ステージは光り射す丘のように、金色のライトに輝く。
宮本さんがギターを一瞬鳴らした、その音だけで次曲がわかった人も多かろう。
「俺たちの明日」
虹をかける仕草はなかったものの、力強く、勇気付けられる歌い方。
歌い終わるやいなや、走り去ってしまわれる宮本さん。
あっという間の本編終了。
まだまだ続きそう。続いてくれ。
会場中の拍手が一体となり、乱れ、またひとつになる。
宮本さんが現れ、そしてメンバーが続く。
珍しく宮本さんが椅子に腰掛けず、立ったまま演奏された
「リッスントゥザミュージック」
間奏前の「あーあー」という部分では、マイクよりも上を向いて、思い切り声を響かせていらしたのが印象的である。
口笛は最初出ていなかったが、急いで唇を湿し、途中から鳴っていた。
男女のわかりあえなさ、それでも思いやり合う切なさを歌った曲が、今回は多いように感じられる。
激しいイントロと「ディーンドーン」という宮本さんの声で始まった、
「地元のダンナ」。
めっちゃくちゃ嬉しい!!懐かしさに胸がいっぱいになる。
そんなに前の曲ではないけれど、当時のツアー時の思い出が一挙によみがえった。
宮本さんが腕を振り上げ、ギターをかき鳴らし、思い切り歌う。
最後、「地元のダンナ」のところでは、会場は手拍子に。
エレキを抱え、スタートした「笑顔の未来へ」
私事と重なって、今まで聴いた笑顔の未来へのなかで、もっとも感慨深かった。
最後は宮本さんがあおり、会場中が手拍子。
さきほどから腕を上げっぱなしなので、少々つらいが振り上げ続けるぜ!
「俺たちの初めてのカバー曲。大好きな曲で、『翳りゆく部屋』聴いてください。ユーミンの曲です」
会場から拍手。
このアルバムからファンになった人が、きっとたくさん居るのだろう。
嬉しそうな雰囲気が伝わってきた。
体を折り曲げ、真剣に歌う宮本さんの姿。
声が、ここ終盤まできても、やはりとてもきれいなままである。
タバコやめてらっしゃるのだろうか?
「桜の花、舞い上がる道を」
これもまた好演だったと思う。
前のバンドの残りか、一枚だけ紙ふぶきがちらちらと落ちていくのをライトの中に見ながら、宮本さんの声が、バンドの演奏が、力強く響いているのを聴いていた。
力強い。
地に足がついている気がする。
これからも、登り下りの道を、迷い、こけつまろびつ、このメンバーでしっかり歩いていくのだという決意が、悲壮でなくただただ力強く歌い上げられた。
宮本さんが両手を挙げ、さーっと走り去る。
トミや成ちゃんは会場に笑いかけて去っていく。
んー、もう少しやってくれそうな。
会場中の拍手は、さきほどのアンコール待ちよりも、テンポが速い。
客電よ、つかないで。という願いが、そこに込められていたのではなかろうか。
幸い、客電は点かず、メンバー登場!
トミが「富士に太陽、そして象」Tシャツを着ている。
宮本さんが、「今回のTシャツ、背中に大阪、東京って、でっかく書いてあるんですね。この人(スタッフを指差し)着てますけど。。。」とちょっとからかうようにおっしゃる。
私も、背中の文字はちょっと、と思った。
母は、「カーディガン買って隠して、っていう戦略とちゃう?」と言っていたが。
メンバー紹介はここだったか。
「蔦谷好位置!あったかい男! 成ちゃん!同い年です!十歳くらい年上に見えるけど。今日もダンディーにきまってます! トミ!頼れるアニキです!(とトミの左腕をとり、挙げさせる)キンキン(髪が)。 熱い男です!ヒラマミキオ!ミッキー! 相棒、石くん!つるつるです!
そして、総合司会、宮本です!今日は6人のエレファントカシマシ、エスです。(エスは複数形のようだ)
皆こうして暖かく迎えてくれて、いや、もちろん楽しみにしてきてくれたんだけど、俺たちもずっと楽しみにしてきたから、嬉しいです。サンキュー!」
曲紹介もなく突如始まった最後の曲に、昇天!!
イントロの二音で、もう!!
ラストは「待つ男」!!!
宮本さんが思い切り体を折り曲げ、地面に近いところから歌い出したその声は、血管も切れよとばかり。
「ちょっと見てみろ」が「ぢ、よーっとお、見ぃてぇみぃろお」と聞こえるくらい、思いっきりエレカシ節で歌われたのだからたまらない。
「誰も俺には近寄るな」と見栄を切るそのため方、ずらし方。
型のない破天荒な歌い方なのに、しっかりはまるこの感じ。
ぐあー、もう。本当たまらない。
正月から「富士に太陽ちゃんとある」が聴け、めでたいことしきりです。
宮本さんが、体を折り曲げ、伸ばし、メンバーにもっとテンポを上げろと指示、動き回る。
どんなにやさしくあったかい曲をやったって、根底にある孤高の厳しき待つ男。
だからこそやさしく響く今の曲たち。
これにて今回は終演!!
素晴らしかった。
次はDVD発売も楽しみですが、今回発表された新曲2曲のリリースを待つ。
リハーサルを聞くために、搬入口のドア前にたたずむ人たち。
前回の厚生年金会館では、ドアに耳を貼り付けるようにしていた私たちを、奇異な目で見る人が多かったというのに。
宮本さんは、白シャツの上に黒いジャケットをはおり、フォーマルなスタイル。かっこいい。
石君は黒Tシャツ、成ちゃんは黒シャツに黒いハット、トミは黒Tシャツ。髪が薄い赤茶に!
ツタヤさんとヒラマさんも参戦。
一曲目は、明るいライトの中始まった、「sky is blue」
「ごらん」の声が会場に響き渡っていて、ぞくっとした。
終わるやいなや、ものすごい歓声と拍手。
会場の構造か、拍手が降ってくるようだった。
意外過ぎるイントロに吃驚したぜ、二曲目は「真夜中のヒーロー」
これは先が読めなくなってきた。
中盤でやりそうなイメージのある曲だったのだが、それがこの序盤のテンションで演奏されたのだからすごかった。
「行くぜ!!」と叫んで、宮本さんがカウントする。
三曲目は「今はここが真ん中さ!」
ここでようやくギターをおろして、マイク一本、ステージを動き回る宮本さん。
石くん側の客席ギリギリまで行っては「めそめそしてるのは誰!?」「抜け出せないぞーうおうお」と指差して歌う。
そして反対側へも。
サビではいつものように手をキラキラ。
「燃えてるんだぜ!」と客席を指差す。うわーっと盛り上がる会場の空気。
ぶきみなイントロにあわせ、
「一歳のおかみさーーん……二歳でもおやじさーーん……」
「わかんねえだろ、何言ってるか。いいんだよ、わかんなくて」
と始まった、「おかみさん」
赤いライト、青いライト、紫のライトが交互にステージを照らす。
なぜだか私は「夕方とりこむ」のあたりでちょっと泣きそうになってしまった。
男女の普遍的な姿。
男尊女卑だった宮本さんの、これ以上ない女性礼賛の歌。
生活をまわしてゆく女の人。
私も布団干そう、ゆうがった取り込もう。。
間奏では、石くんを挑発するように宮本さんが手招きし、石くんの両ほほを挟んだかと思うと、三〜四回頭突きしていた。
痛そう。とさえ思わなくなった、石くんへの攻撃…見慣れるって怖い。
その後、向かい合ってしばらく競奏。
次の曲も男女の姿が見えるつながり?
「ゴッドファーザー」
チャカポコいう音に、この曲だとすぐ気づき、めちゃくちゃうれしかった。
最後のところを歌詞間違いされており、「まるでハッピーバースデーのろうそく」で終わってしまったけど、でもかっこよかった。
「古い曲を…」
というので、何の曲かな?と思ったら、
「すまねえ魂」
それほど古い曲ではなかった。
ステージを右へ左へ、胸に手をあて、探し歩いている宮本さん。
当時の悲壮感は、もはや感じられず、きっと今同じ状況、探し歩いている人は、勇気付けられるのじゃなかろうかと思った。
当時は同じ気持ちで聴くと、あまりに痛々しかったかもしれない。
「ほら、また朝がやってくるぜ」
天井を指差してはじまった、
「ネヴァーエンディングストーリー」
好演。
みじろぎもせず聴き入った。
なんてきれいな歌なのだろう。
宮本さんの声もまた今日は素晴らしく出ていて、かすれずきれいに伸びる。
二時間近くもリハをなさっていたとは思えない。。
「男の子も女の子も同じだと思うけど…『男の子』ってもう44なんですけど。でもまあ、どこまで行けばたどりつけるんだろう。悲しいことやいろいろあって、でも、やっぱりガッと生きていくぜ、という歌です」
という言葉のあと、宮本さんのカウントで始まった「絆」。
これもまた声が伸び、会場中に響き渡っていた。
でっかい。存在が。思いが。この空間の、今しかないというこの感じもすべて。
私は思わず涙した。
ときに絞りだすように、ときに大きく包むように、ひたすら思いがこもった丁寧な歌い方だった。
「大阪は歴史が、東京よりもやっぱり古いですね。古い新しいで、どっちが良い悪いということではないんだけど。
歴史が古いから、大阪に来たら緊張、緊張って、もちろん大好きな町なんですけど。でも、良い意味で身が引き締まるというか。」
「冬の風物詩…風物詩と言ったらあれなんですけど」
「でもやっぱり、クリスマスとか正月とかあって、でも一人部屋の中で音楽を聴いてるときもあって。
楽しいんだけど、でも、ハッ(嘲笑)みたいな。そういう歌です」
と宮本さんがギターを抱えながら説明する。
そう、次曲は「真冬のロマンチック」
ロマンチックの「ク」がやけにハッキリ発音されるこの曲。
賑わい浮かれる世間を、あざ笑うかのように。
「遅れてきた名曲、聞き覚えがあるやつさ」を「遅れてきたヒーロー、くわえタバコ真冬のヒーロー、真夜中のロマンチック」と歌われる。
この替え歌はいつかのライブでも聴いたことがある。
字余りっぽくて私は好きである。
間奏では、ツタヤさん、成ちゃんの見せ場があり、そのたびにそちらを向く宮本さん。
メロディの可愛らしさとあいまって、微笑ましく映った。
打って変わって、物静かな「こうして部屋で寝転んでるとまるで死ぬのを待ってるみたい」
真冬のロマンチックとは、ひとりきり部屋の中に居るつながりだろうか。
「地の底に沈みそう」と歌いながら、両手の親指を地面に向ける宮本さん。
最後はCDのようにブツッとは終わらず、宮本さんがアーアーアアーアーアーと歌われて締める。
こんな説明じゃわからないですね。
石くんが打ち込みのスイッチを入れて始まった、「ジョニーの彷徨」
始まると、ステージ後ろの黒幕がスルスルと上がっていく。
そこには真っ白な幕が張ってあり、黒と白で、ぐにゃぐにゃとした砂紋のようなものが映し出されている。
これはちょっとどうかな?と思ったものの。
歌い終わり、音がビシッと途切れたところでステージは暗転、そして幕が真っ赤に染まる。
この終わり方には、息を呑んだ。
真っ赤な背景に、真っ黒なメンバーのシルエット。かっこよすぎるではないか。
ぐわっと歓声と拍手が上がる。
今回の公演では、曲終わりに一度やみかけた拍手が、また波のように盛り上がるなど、この日を待ちわび、そしてエレカシのステージをいかに思い切り受け止めているお客さんが多いかということがよくわかった。
イントロで大歓喜、次は「化ケモノ青年」
これはうれしい。
宮本さんが、ステージを走り回る。
ステージの両端は花道とはいかないまでも出っ張っており、そこまでくると客席とぐっと近くなる。
「いいから持ってこいよ!」と手招きながら、目を見開いてあおる宮本さん。
でも攻撃性は感じられず、盛り上がる曲を選んできてくださったのだなあと感じた。
サビ前の手拍子が楽しい。
宮本さんもぴょんぴょんはねたり、動き回っていらした。
まだジャケットを着たままなので、暑くないのだろうかとちょっと要らぬ心配をしてみたり。
地の底からずんずん響くようなドラム。
宮本さんがギターを抱える。
ものすごく好きな曲、「クレッシェンド・デミネンド−陽気なる逃亡者たる君へ−」。
「でも好きなんだろう?生きてることがよ!」答えるように会場中の腕が上がる。
客席を指差しながら、
「やめるな!戦え!もう一度、出かけてゆけ!!」
と叫ぶ宮本さんの言葉が、突き刺さる。
背中を押す。
目覚めさせてくれる。
最後の、「出かけてゆけ」は、宮本さんの声だけが、静まり返るなかに大きく響き渡っていた。
完成された美しいものを見たときのような心地がして、鳥肌が立った。
「祝福の歌を。…遠い昔からの物語。」
と、「ハナウタ〜遠い昔からの物語〜」へ。
強くにぎったこぶしを胸にあて、ステージとそこに居るメンバーを力強く指し示し、大事なものをささげるように会場へ向かって手をひろげる。
「これが俺からの贈り物だよ」というところで、宮本さんがなさった仕草である。
宮本さんの、伝えきれない思いが溢るる。
「一瞬でつながるこのときめきの思い」を、人差し指で交互に自分と会場とを指される。
相互にあったかいエネルギーが行きかうような感じがした。
ここでようやくジャケットを脱ぐ宮本さん。
改めて、ほっそ!!足やらなんやら、細すぎ。かっこいい。
「さよならパーティー」
これも嬉しい選曲。
何度かライブで聴いた曲だが、その度に自分の立つ位置が変わってきたことをしみじみと思わされる。
この曲に背を押されるようにして、つまらないパーティーを抜けることができたり。
できずにもやもやしていたり。
どちらにしても、消えない傷に、やさしく水をかけてくれる一曲である。
「誇れるものが今は、なくってもいい」と握りこぶしを作って、強く言い聞かせるように、一言一言を大事にして宮本さんが歌う。
「俺の未来へと続く道、心から、そう言える日が来る」と会場を指差す。
幾度となく勇気付けられる瞬間である。
宮本さんの、エレカシの、歩いてきた日々と今の状況。
やさしく強くなった宮本さん。
その真剣な道のり。
それがあるからこそ、よけいにこの言葉が強く響くのだろう。
宮本さんがアコギを持ち、
「たくさん曲を作ったんです。新しい曲を…えー…。。。。」
タイトルが思い出せず困っている様子に、会場から「幸せよ!この指に…」
「そうそう、『幸せよ、この指に止まれ』。緊張して、すいません。もう三回目なんだけど。でも、ここでやるのは初めてです」
と弾き始めようとしたところで、コードを忘れ、また「…えっと…」とつぶやく。
新しい曲を披露するときは、宮本さんでも緊張するのだなあと感動した。
「雨のち晴れ 暮れ行く町の空に星がひとつ」というサビで、エレカシらしい歌詞と、今までありそうでなかったメロディは明るい中に涙ありというか、泣き笑いのようなイメージを持った。
懐かしい感じがする。
ブルースっぽい。
次曲も新曲。
「赤い空」
いつまでも過去の悲しみにとらわれていないで、明日へ踏み出そうぜ、といった内容の歌詞。
「昨日と明日をオーライ、この胸に咲かせよう」「悲しみにくれてるけど、昨日が道しるべかい?」といった歌詞だったと思う。
どこか成ちゃんが作りそうな雰囲気の曲調だと感じた。
「俺たちはここで今、こうして居るけど、でも、それぞれ別れていって、でもまた落ち合おう。そういう曲です」
と、「FLYER」へ。
石くんの青いくらい剃りあげた頭が、がんがん振られる。
体の底からエネルギーを放出するように、宮本さんの声がうねる。
ステージは光り射す丘のように、金色のライトに輝く。
宮本さんがギターを一瞬鳴らした、その音だけで次曲がわかった人も多かろう。
「俺たちの明日」
虹をかける仕草はなかったものの、力強く、勇気付けられる歌い方。
歌い終わるやいなや、走り去ってしまわれる宮本さん。
あっという間の本編終了。
まだまだ続きそう。続いてくれ。
会場中の拍手が一体となり、乱れ、またひとつになる。
宮本さんが現れ、そしてメンバーが続く。
珍しく宮本さんが椅子に腰掛けず、立ったまま演奏された
「リッスントゥザミュージック」
間奏前の「あーあー」という部分では、マイクよりも上を向いて、思い切り声を響かせていらしたのが印象的である。
口笛は最初出ていなかったが、急いで唇を湿し、途中から鳴っていた。
男女のわかりあえなさ、それでも思いやり合う切なさを歌った曲が、今回は多いように感じられる。
激しいイントロと「ディーンドーン」という宮本さんの声で始まった、
「地元のダンナ」。
めっちゃくちゃ嬉しい!!懐かしさに胸がいっぱいになる。
そんなに前の曲ではないけれど、当時のツアー時の思い出が一挙によみがえった。
宮本さんが腕を振り上げ、ギターをかき鳴らし、思い切り歌う。
最後、「地元のダンナ」のところでは、会場は手拍子に。
エレキを抱え、スタートした「笑顔の未来へ」
私事と重なって、今まで聴いた笑顔の未来へのなかで、もっとも感慨深かった。
最後は宮本さんがあおり、会場中が手拍子。
さきほどから腕を上げっぱなしなので、少々つらいが振り上げ続けるぜ!
「俺たちの初めてのカバー曲。大好きな曲で、『翳りゆく部屋』聴いてください。ユーミンの曲です」
会場から拍手。
このアルバムからファンになった人が、きっとたくさん居るのだろう。
嬉しそうな雰囲気が伝わってきた。
体を折り曲げ、真剣に歌う宮本さんの姿。
声が、ここ終盤まできても、やはりとてもきれいなままである。
タバコやめてらっしゃるのだろうか?
「桜の花、舞い上がる道を」
これもまた好演だったと思う。
前のバンドの残りか、一枚だけ紙ふぶきがちらちらと落ちていくのをライトの中に見ながら、宮本さんの声が、バンドの演奏が、力強く響いているのを聴いていた。
力強い。
地に足がついている気がする。
これからも、登り下りの道を、迷い、こけつまろびつ、このメンバーでしっかり歩いていくのだという決意が、悲壮でなくただただ力強く歌い上げられた。
宮本さんが両手を挙げ、さーっと走り去る。
トミや成ちゃんは会場に笑いかけて去っていく。
んー、もう少しやってくれそうな。
会場中の拍手は、さきほどのアンコール待ちよりも、テンポが速い。
客電よ、つかないで。という願いが、そこに込められていたのではなかろうか。
幸い、客電は点かず、メンバー登場!
トミが「富士に太陽、そして象」Tシャツを着ている。
宮本さんが、「今回のTシャツ、背中に大阪、東京って、でっかく書いてあるんですね。この人(スタッフを指差し)着てますけど。。。」とちょっとからかうようにおっしゃる。
私も、背中の文字はちょっと、と思った。
母は、「カーディガン買って隠して、っていう戦略とちゃう?」と言っていたが。
メンバー紹介はここだったか。
「蔦谷好位置!あったかい男! 成ちゃん!同い年です!十歳くらい年上に見えるけど。今日もダンディーにきまってます! トミ!頼れるアニキです!(とトミの左腕をとり、挙げさせる)キンキン(髪が)。 熱い男です!ヒラマミキオ!ミッキー! 相棒、石くん!つるつるです!
そして、総合司会、宮本です!今日は6人のエレファントカシマシ、エスです。(エスは複数形のようだ)
皆こうして暖かく迎えてくれて、いや、もちろん楽しみにしてきてくれたんだけど、俺たちもずっと楽しみにしてきたから、嬉しいです。サンキュー!」
曲紹介もなく突如始まった最後の曲に、昇天!!
イントロの二音で、もう!!
ラストは「待つ男」!!!
宮本さんが思い切り体を折り曲げ、地面に近いところから歌い出したその声は、血管も切れよとばかり。
「ちょっと見てみろ」が「ぢ、よーっとお、見ぃてぇみぃろお」と聞こえるくらい、思いっきりエレカシ節で歌われたのだからたまらない。
「誰も俺には近寄るな」と見栄を切るそのため方、ずらし方。
型のない破天荒な歌い方なのに、しっかりはまるこの感じ。
ぐあー、もう。本当たまらない。
正月から「富士に太陽ちゃんとある」が聴け、めでたいことしきりです。
宮本さんが、体を折り曲げ、伸ばし、メンバーにもっとテンポを上げろと指示、動き回る。
どんなにやさしくあったかい曲をやったって、根底にある孤高の厳しき待つ男。
だからこそやさしく響く今の曲たち。
これにて今回は終演!!
素晴らしかった。
次はDVD発売も楽しみですが、今回発表された新曲2曲のリリースを待つ。

2010.01.10
まったくよう、うまくいかねえよう。
芸能人がカラオケを歌う番組が、やたらと多い気がする。
先日、そんな番組を見た後でお風呂に入り、ついさきほど歌われていたジュディーアンドマリーのそばかすを口ずさんでいた。
なんなら、熱唱していたと言ってもいい。
そして、いいかんじになってきたところで、いつもの定番お風呂ソング、「通りを越え行く」を口ずさむ。
ああ、家に誰も居ない時間。
ひとりの休息よ。
私は今日もお風呂に入ってシェルター。
大小ロマンやっぱ本来 心の正体。。。は、いつも大正ロマンと聞こえてしまうなあ。などと考えていた。
さうして私のお風呂ソングは、いつものとおり、アルバムの次曲「曙光」へ。
まーったくよー、うまーくいかねよー…
そう低く低く始まったとき、風呂のドアを叩く音。
「ただいまー」
なんで今。なんで今?
もう少し前なら、もっとかわいい歌を歌っていたのである。
なんなら、「通りを越え行く」でもまだマシだったであろう。
こんなおどろおどろしい歌のときでなくてもよかったであろうに。
風呂で曙光を熱唱する女。客観的に見ても怖い。
まったくよー。うまくいかねよー。
先日、そんな番組を見た後でお風呂に入り、ついさきほど歌われていたジュディーアンドマリーのそばかすを口ずさんでいた。
なんなら、熱唱していたと言ってもいい。
そして、いいかんじになってきたところで、いつもの定番お風呂ソング、「通りを越え行く」を口ずさむ。
ああ、家に誰も居ない時間。
ひとりの休息よ。
私は今日もお風呂に入ってシェルター。
大小ロマンやっぱ本来 心の正体。。。は、いつも大正ロマンと聞こえてしまうなあ。などと考えていた。
さうして私のお風呂ソングは、いつものとおり、アルバムの次曲「曙光」へ。
まーったくよー、うまーくいかねよー…
そう低く低く始まったとき、風呂のドアを叩く音。
「ただいまー」
なんで今。なんで今?
もう少し前なら、もっとかわいい歌を歌っていたのである。
なんなら、「通りを越え行く」でもまだマシだったであろう。
こんなおどろおどろしい歌のときでなくてもよかったであろうに。
風呂で曙光を熱唱する女。客観的に見ても怖い。
まったくよー。うまくいかねよー。

2010.01.08
エレカシ暮らし。
引越しを終え、新生活がスタートした。
もっぱら「はじまりは今」を口ずさんでいる。
暮らしのそばに、いつもエレカシ。
今日は東京ライブに行かれた方も多かろう。
多かろうて。
私はというと、仕事であった。
さうして、我が母は、初めてひとりで東京へと旅立って行った。
ひとりじゃつまらない、今度は一緒に行こうな、とメールが来た。
明日のチケットは競争率が高かったらしく、手に入れることはできなかったので、日帰りである。
しかし、母はビジネスホテルに泊まると幽霊でも出そうで怖いというので、一泊せずに済んで少しホッとしているもようである。
大阪ライブは私も参戦する。
新曲をやったそうなので、楽しみである。
実はこのところ、二〜三ヶ月ものあいだ、エレカシの歌を口ずさめど、なぜだか少し、聴く気になれずにいた。
このあいだ、ようやくやっぱり聴きたくなって、久々に聴いてみたその声、その音は、実家に居た頃よりやさしく響いた。
きっと、甘えが出てしまう恐れから、聴くことを無意識に避けていたのであろう。
それほどにエレカシの音楽は、私の人生と、何年も寄り添ってきてくれていたのだ。
悲しいときもうれしいときも、怒りにまみれているときも。
これからの新しい生活にも、一生寄り添っていってくれるのだろう。
暮らしのそばに、これからもエレカシ。
もっぱら「はじまりは今」を口ずさんでいる。
暮らしのそばに、いつもエレカシ。
今日は東京ライブに行かれた方も多かろう。
多かろうて。
私はというと、仕事であった。
さうして、我が母は、初めてひとりで東京へと旅立って行った。
ひとりじゃつまらない、今度は一緒に行こうな、とメールが来た。
明日のチケットは競争率が高かったらしく、手に入れることはできなかったので、日帰りである。
しかし、母はビジネスホテルに泊まると幽霊でも出そうで怖いというので、一泊せずに済んで少しホッとしているもようである。
大阪ライブは私も参戦する。
新曲をやったそうなので、楽しみである。
実はこのところ、二〜三ヶ月ものあいだ、エレカシの歌を口ずさめど、なぜだか少し、聴く気になれずにいた。
このあいだ、ようやくやっぱり聴きたくなって、久々に聴いてみたその声、その音は、実家に居た頃よりやさしく響いた。
きっと、甘えが出てしまう恐れから、聴くことを無意識に避けていたのであろう。
それほどにエレカシの音楽は、私の人生と、何年も寄り添ってきてくれていたのだ。
悲しいときもうれしいときも、怒りにまみれているときも。
これからの新しい生活にも、一生寄り添っていってくれるのだろう。
暮らしのそばに、これからもエレカシ。

2009.10.01
毒を食らわば毒消し草まで。
蔦谷さんのブログで、「毒消し草を落とすバブルスライムを、宮本さんが可愛く思っている」という、とてもほのぼのさせられる記事があった。
宮本さんは、厳しい反面、ご自分の毒を打ち消すくらい、こうした愛嬌というか、人をひきつけてやまない部分、つまり毒消し草を持っていらっしゃる。
宮本さんの毒をくらっては、毒消し草で瞬時に回復。
というのが癖になった人たちが、きっと彼の周囲にはたくさんたくさん居るのだろう。
人の魅力というのは、そういうものなのかもしれない。
毒消し草だけでもダメ、毒だけでも勿論ダメなのかもしれない。
私もなにか、毒消し草を身に付けたいものだと思った。
宮本さんは、厳しい反面、ご自分の毒を打ち消すくらい、こうした愛嬌というか、人をひきつけてやまない部分、つまり毒消し草を持っていらっしゃる。
宮本さんの毒をくらっては、毒消し草で瞬時に回復。
というのが癖になった人たちが、きっと彼の周囲にはたくさんたくさん居るのだろう。
人の魅力というのは、そういうものなのかもしれない。
毒消し草だけでもダメ、毒だけでも勿論ダメなのかもしれない。
私もなにか、毒消し草を身に付けたいものだと思った。

2009.09.20
太陽と月の下の往来1日目。
登場した宮本さんは白シャツ!
このところ黒のイメージがあったが、白派の私は嬉しい。
石くんは目の覚めるような黄色いTシャツに、髪は整髪料でペッタペタに固められ、なおかつサングラスという怪しいいでたち。中国マフィアっぽい。
成ちゃんは全身黒で、いつもの帽子。
私の席からは、トミが一回も見えなかった…悲しい。
ミッキーとツタヤさんも参戦。
一曲目は、
♪「DEAD OR ALIVE」
「読みかけの本」を「読みさしの本」と変えていた。
ところどころ、通常の音程よりも遥かに高い音程で歌われていて、非常にかっこよかった。
今日という日への意気込みを感じた。
石くんのサングラスが宮本さんによってだと思うが、鼻の頭までずり下げられてしまい、うさんくささを増していた。曲が終わると、サングラスをはずす石くん。やっぱり邪魔だったんですね。
イントロで「うおー」となった。
♪「ゴッドファーザー」!!!
自選作品集のおかげで、こんな選曲も聴けるのか。聴けるのだ。
宮本さんが、この頃の曲の良さを再認識なさってくれて、しあわせ至極である。
♪「女神になって」
「そこの、キミ、キミ、キミ、キミ……」と、会場を指差す宮本さん。
「女神になって…」と呟くさまがセクシー。
「あなたの心の中……あなたの心の中、入って」のところもやたらセクシーに、ささやくようにおっしゃっていた。
更に、ここで音がいったん止まり、ブレイクが入る。そして「あなたーの やーさしさ もっと!」といっせいに音が入る、というアレンジには、一挙にテンションが上がった。
「なんだっけ、あの、非常に…(と、1バンド目を褒めている模様)…
で、チャットモンチーも、もちろんいい音楽をやっていて、それ以上にバンドとしての魅力みたいなものがあると思いました。
で、えー。じゃあ、ふっ(笑)悲しみの果て(笑)」
さきほど、チャットモンチーがカバーしてくれたばかりの「悲しみの果て」をやるのが、少々照れくさかった模様。
♪「悲しみの果て」
最後、「悲しみの果ては素晴らしい日々を送っていこうぜ」を通常2回のところ、3回繰り返して終わる。
「助けて、助けて…」
という宮本さんの切なそうな声と、壊れた機械のような音が入るイントロ。
♪「ジョニーの彷徨」
室内の暗いところで演奏されたこの曲しか知らない私は、こんな爽やかな場所と、鳴らされる一種異様なこの曲を、余計に格好いいと感じた。
目の前に居た小学生女児が、この曲にやたらと喜んで踊りはじめたのが印象的。しぶい子だ。
♪「風に吹かれて」
バンドバージョン。こちらのほうが好き。
サビの終わり、風がざーっと吹き渡る。
椅子に座って、エレキを持つ宮本さん。
「太陽と月の下の往来。って、アルバムタイトルにしようと思ってたんですけど、昇れる太陽になっちゃいました。が、今日は、そんな月にちなんだ曲を」
と始まったのは、なんとなんと、
♪「月と歩いた」
はじめてライブで聴いた!!
感激である。
転調の部分が、どんな感じになるのだろうか。と思っていたら、
「ワンツースリーフォー」と宮本さんのカウントで、いっきに陽気なドライバー登場。
この曲を知らない人は、ゆっくり静かなこの曲が、突然「ブーブーブー」とか言い出して、さぞ吃驚したに違いない。
「もう一曲、古い曲を」と始まったのは、
♪「珍奇男」
イベントなのでそんなに古い曲は期待していなかったので、この流れに嬉しさもひとしお。
なかなかな珍奇っぷり。
最後の混沌、アウトロはだいぶ長めにやってくれていた。
歌の入っていない部分で、あんなに長いあいだ、飽きさせずかっこいいなんて。
♪「SKY IS BLUE」
は、イントロ一回やって、ストップをかける宮本さん。やり直し。
タイミングがあわなかったのだろうか。
なーななななーのところが、なにか、こう、色気をそこはかとなく感じる。
♪「おかみさん」
歌詞危うい。
間奏で「おやじさーん? おかみさーん?」と呼びかける。
ラスト、歌詞を間違えまくって、しかも最後の最後で「広がった青空…」を「ヘイおかみさん、あんた……おかみさーん!」と歌って終わってしまう。
おかみさん、あんた、おかみさん、って…そりゃそうだと思って可笑しかった。
「まだ時間ありますか?…すいません、皆を不安にさせるようなこと言っちゃって。まだ大丈夫、ということなんで、やります。いいかい?エブリバディ?」
「皆にささげます」と、
♪「ハナウタ」
この曲を演奏してくださったら、(勿論他の曲だって素晴らしい曲なのだが)どこでだって胸を張れる気がする。
誰にでも届きやすく、なおかつ他の誰にもできない曲だと思う。
エレファントカシマシの、宮本さんの、真骨頂なのである。
宮本さんはステージを左右へ行きつ戻りつ、身体全体を使って、歌いあげていらした。
どこでおっしゃったか不明確だが、MCやメンバー紹介。
「今日は最高のコンサートになりました。…何でも最高って言っちゃアレなんだけど。
でも、エブリバディ今日はありがとう!
そっちがありがとうって言えっていうのもあるんだけど、でもやっぱり、こちらこそありがとう。」
なにがなんだか。
「成ちゃん、最近この帽子がお気に入りです!」
「俺たちオヤジの話も、あったかく聞いてくれます!ミッキー!ナイスガイ!」
「総合司会、兼、管理人の宮本です」
「今日初めて、エレファントカシマシを見たって人居るんですかね。(会場、挙手)。
全然見えねえ。
(ライト、客席にあたる)…あ、いや、いいです。別にライト…。
見ても見なくても、一緒なんで。」
宮本さん、聞いといてヒドイです。
「アルバムstarting overから、光射す丘で落ち合おう、という曲です」
♪「FLYER」
石くんの頭は、やっぱり吹っ飛んでいくんじゃないかというぐらい激しく振られている。
あんなにヘッドバンキングして眩暈がしたりしないのだらうか。
と思いながら、私もぶんぶん振ってしまっていた。
この曲でじっとしているのは不可能事である。
宮本さんがエレキをアコギに持ち替え、
予想どおり次曲は
♪「俺たちの明日」
会場は、多くの人がやはりこの曲を知っていたようで、歓声と拍手が起こる。
宮本さんは、「虹をかけようぜ」と、しっかりと虹をかける仕草をやってくださった。
ここで、宮本さんの「ありがとう」という言葉を残し、メンバーがいったん去る。
ステージのライトは消えない。
おお、アンコールがあるようだ。
客席は再登場を待つ拍手でいっぱいになる。
ついに現れたメンバー、服装はもとのままだったかと思う。
「もう一曲、月と関連のある曲を」
♪「今宵の月のように」
アコギを弾き語りながら宮本さんが歌う。
「いつの日か輝くだろう、今宵の月のように」とすっかり暗くなった夜空を指差す。
月はあいにく何処にも見えず、(新月だったようだ)ただ星がいくつか、大阪の秋空に瞬いていた。
真っ赤なライトが照り、
♪「ガストロンジャー」へ。
おりしも政権交代の話題沸騰中のこのとき。
成治のことならいざ知らず、政治のこたぁよくわかりませんが、そんなことは関係なくこの曲はかっこいい。
「孔子も、おまえ、30にして立つ、40にして惑わず。ってバカヤロウ、おまえ、それ3千年前から、同じこと言ってんじゃねえか」
「オマエの化けの皮を剥がしに」
「教えてやろうか?ああん?教えてやるよ、破壊されんだ、ダメなものは全部!」
づぅわーカッコイイ!
私たちに元気と笑顔を授けて、終演!!
宮本さんは投げキッスをして去り、最後に石くんの黄色いシャツが目に焼きつく…。

このところ黒のイメージがあったが、白派の私は嬉しい。
石くんは目の覚めるような黄色いTシャツに、髪は整髪料でペッタペタに固められ、なおかつサングラスという怪しいいでたち。中国マフィアっぽい。
成ちゃんは全身黒で、いつもの帽子。
私の席からは、トミが一回も見えなかった…悲しい。
ミッキーとツタヤさんも参戦。
一曲目は、
♪「DEAD OR ALIVE」
「読みかけの本」を「読みさしの本」と変えていた。
ところどころ、通常の音程よりも遥かに高い音程で歌われていて、非常にかっこよかった。
今日という日への意気込みを感じた。
石くんのサングラスが宮本さんによってだと思うが、鼻の頭までずり下げられてしまい、うさんくささを増していた。曲が終わると、サングラスをはずす石くん。やっぱり邪魔だったんですね。
イントロで「うおー」となった。
♪「ゴッドファーザー」!!!
自選作品集のおかげで、こんな選曲も聴けるのか。聴けるのだ。
宮本さんが、この頃の曲の良さを再認識なさってくれて、しあわせ至極である。
♪「女神になって」
「そこの、キミ、キミ、キミ、キミ……」と、会場を指差す宮本さん。
「女神になって…」と呟くさまがセクシー。
「あなたの心の中……あなたの心の中、入って」のところもやたらセクシーに、ささやくようにおっしゃっていた。
更に、ここで音がいったん止まり、ブレイクが入る。そして「あなたーの やーさしさ もっと!」といっせいに音が入る、というアレンジには、一挙にテンションが上がった。
「なんだっけ、あの、非常に…(と、1バンド目を褒めている模様)…
で、チャットモンチーも、もちろんいい音楽をやっていて、それ以上にバンドとしての魅力みたいなものがあると思いました。
で、えー。じゃあ、ふっ(笑)悲しみの果て(笑)」
さきほど、チャットモンチーがカバーしてくれたばかりの「悲しみの果て」をやるのが、少々照れくさかった模様。
♪「悲しみの果て」
最後、「悲しみの果ては素晴らしい日々を送っていこうぜ」を通常2回のところ、3回繰り返して終わる。
「助けて、助けて…」
という宮本さんの切なそうな声と、壊れた機械のような音が入るイントロ。
♪「ジョニーの彷徨」
室内の暗いところで演奏されたこの曲しか知らない私は、こんな爽やかな場所と、鳴らされる一種異様なこの曲を、余計に格好いいと感じた。
目の前に居た小学生女児が、この曲にやたらと喜んで踊りはじめたのが印象的。しぶい子だ。
♪「風に吹かれて」
バンドバージョン。こちらのほうが好き。
サビの終わり、風がざーっと吹き渡る。
椅子に座って、エレキを持つ宮本さん。
「太陽と月の下の往来。って、アルバムタイトルにしようと思ってたんですけど、昇れる太陽になっちゃいました。が、今日は、そんな月にちなんだ曲を」
と始まったのは、なんとなんと、
♪「月と歩いた」
はじめてライブで聴いた!!
感激である。
転調の部分が、どんな感じになるのだろうか。と思っていたら、
「ワンツースリーフォー」と宮本さんのカウントで、いっきに陽気なドライバー登場。
この曲を知らない人は、ゆっくり静かなこの曲が、突然「ブーブーブー」とか言い出して、さぞ吃驚したに違いない。
「もう一曲、古い曲を」と始まったのは、
♪「珍奇男」
イベントなのでそんなに古い曲は期待していなかったので、この流れに嬉しさもひとしお。
なかなかな珍奇っぷり。
最後の混沌、アウトロはだいぶ長めにやってくれていた。
歌の入っていない部分で、あんなに長いあいだ、飽きさせずかっこいいなんて。
♪「SKY IS BLUE」
は、イントロ一回やって、ストップをかける宮本さん。やり直し。
タイミングがあわなかったのだろうか。
なーななななーのところが、なにか、こう、色気をそこはかとなく感じる。
♪「おかみさん」
歌詞危うい。
間奏で「おやじさーん? おかみさーん?」と呼びかける。
ラスト、歌詞を間違えまくって、しかも最後の最後で「広がった青空…」を「ヘイおかみさん、あんた……おかみさーん!」と歌って終わってしまう。
おかみさん、あんた、おかみさん、って…そりゃそうだと思って可笑しかった。
「まだ時間ありますか?…すいません、皆を不安にさせるようなこと言っちゃって。まだ大丈夫、ということなんで、やります。いいかい?エブリバディ?」
「皆にささげます」と、
♪「ハナウタ」
この曲を演奏してくださったら、(勿論他の曲だって素晴らしい曲なのだが)どこでだって胸を張れる気がする。
誰にでも届きやすく、なおかつ他の誰にもできない曲だと思う。
エレファントカシマシの、宮本さんの、真骨頂なのである。
宮本さんはステージを左右へ行きつ戻りつ、身体全体を使って、歌いあげていらした。
どこでおっしゃったか不明確だが、MCやメンバー紹介。
「今日は最高のコンサートになりました。…何でも最高って言っちゃアレなんだけど。
でも、エブリバディ今日はありがとう!
そっちがありがとうって言えっていうのもあるんだけど、でもやっぱり、こちらこそありがとう。」
なにがなんだか。
「成ちゃん、最近この帽子がお気に入りです!」
「俺たちオヤジの話も、あったかく聞いてくれます!ミッキー!ナイスガイ!」
「総合司会、兼、管理人の宮本です」
「今日初めて、エレファントカシマシを見たって人居るんですかね。(会場、挙手)。
全然見えねえ。
(ライト、客席にあたる)…あ、いや、いいです。別にライト…。
見ても見なくても、一緒なんで。」
宮本さん、聞いといてヒドイです。
「アルバムstarting overから、光射す丘で落ち合おう、という曲です」
♪「FLYER」
石くんの頭は、やっぱり吹っ飛んでいくんじゃないかというぐらい激しく振られている。
あんなにヘッドバンキングして眩暈がしたりしないのだらうか。
と思いながら、私もぶんぶん振ってしまっていた。
この曲でじっとしているのは不可能事である。
宮本さんがエレキをアコギに持ち替え、
予想どおり次曲は
♪「俺たちの明日」
会場は、多くの人がやはりこの曲を知っていたようで、歓声と拍手が起こる。
宮本さんは、「虹をかけようぜ」と、しっかりと虹をかける仕草をやってくださった。
ここで、宮本さんの「ありがとう」という言葉を残し、メンバーがいったん去る。
ステージのライトは消えない。
おお、アンコールがあるようだ。
客席は再登場を待つ拍手でいっぱいになる。
ついに現れたメンバー、服装はもとのままだったかと思う。
「もう一曲、月と関連のある曲を」
♪「今宵の月のように」
アコギを弾き語りながら宮本さんが歌う。
「いつの日か輝くだろう、今宵の月のように」とすっかり暗くなった夜空を指差す。
月はあいにく何処にも見えず、(新月だったようだ)ただ星がいくつか、大阪の秋空に瞬いていた。
真っ赤なライトが照り、
♪「ガストロンジャー」へ。
おりしも政権交代の話題沸騰中のこのとき。
成治のことならいざ知らず、政治のこたぁよくわかりませんが、そんなことは関係なくこの曲はかっこいい。
「孔子も、おまえ、30にして立つ、40にして惑わず。ってバカヤロウ、おまえ、それ3千年前から、同じこと言ってんじゃねえか」
「オマエの化けの皮を剥がしに」
「教えてやろうか?ああん?教えてやるよ、破壊されんだ、ダメなものは全部!」
づぅわーカッコイイ!
私たちに元気と笑顔を授けて、終演!!
宮本さんは投げキッスをして去り、最後に石くんの黄色いシャツが目に焼きつく…。

2009.09.18
我が道行かば。
ごぶさたしております。
皆さんお元気ですか。
私はおなじみの風邪に蝕まれている、このごろである。
こんなおなじみは要らない。
私のことなど、一見さんで見限ってほしかった。
なぜだかずるずるべったり居座られている。
居なくなったと思ってせいせいしていると、また知らぬ間にやってくる。
縁切り神社にでも行ってこやうかしら。
今日、遅くなったが、エレカシ自選作品集ポニキャニ浪漫記を聴くことができた。
「きみの面影だけ」。
名曲だった。
「かけだす男」を初めて聴いたときと同じ、胸の奥をひっかかれるような切なさに襲われた。
えらく届きやすい曲調とテーマなのに、何故リリースしなかったのだろう。
きっと、エレカシの未発表曲には、まだまだこのような宝がたくさん、埋もれているんだろう。
ビリージャンだって音源化してほしい。
新作ももちろん大事だが、生まれたものの世に出ない曲たちというのも、やっぱりもう一度スポットライトを当ててほしいと思う。
ジャケットの写真は、全員、今のほうがかっこいい。
己の道を、まっとうに歩んでいる証拠なのかもしれない。
皆さんお元気ですか。
私はおなじみの風邪に蝕まれている、このごろである。
こんなおなじみは要らない。
私のことなど、一見さんで見限ってほしかった。
なぜだかずるずるべったり居座られている。
居なくなったと思ってせいせいしていると、また知らぬ間にやってくる。
縁切り神社にでも行ってこやうかしら。
今日、遅くなったが、エレカシ自選作品集ポニキャニ浪漫記を聴くことができた。
「きみの面影だけ」。
名曲だった。
「かけだす男」を初めて聴いたときと同じ、胸の奥をひっかかれるような切なさに襲われた。
えらく届きやすい曲調とテーマなのに、何故リリースしなかったのだろう。
きっと、エレカシの未発表曲には、まだまだこのような宝がたくさん、埋もれているんだろう。
ビリージャンだって音源化してほしい。
新作ももちろん大事だが、生まれたものの世に出ない曲たちというのも、やっぱりもう一度スポットライトを当ててほしいと思う。
ジャケットの写真は、全員、今のほうがかっこいい。
己の道を、まっとうに歩んでいる証拠なのかもしれない。

2009.08.26
日比谷野音、当落発表ありて。
ご無沙汰してをります。
いい気になったあとに、がっつり落ち込む事態があり、危うくDEAD OR ALIVEなところまで行っていたのであるが、なんとか立ち直ることができた。
ここだけの話だが、あまりのストレスに、ちょっと下血したりもした。
流れ星のやうな毎日は、心から、「神様、私を見て」と祷る日々であった。
そんな本日は、日比谷野音ファンクラブチケット当落の発表日。
皆さん、如何であっただろうか。
私と母は、両日ともありがたいことに当選してをりました。
生きててよかった。
神様は、ちょっとだけ私を見てくれたのかもしれぬ。

いい気になったあとに、がっつり落ち込む事態があり、危うくDEAD OR ALIVEなところまで行っていたのであるが、なんとか立ち直ることができた。
ここだけの話だが、あまりのストレスに、ちょっと下血したりもした。
流れ星のやうな毎日は、心から、「神様、私を見て」と祷る日々であった。
そんな本日は、日比谷野音ファンクラブチケット当落の発表日。
皆さん、如何であっただろうか。
私と母は、両日ともありがたいことに当選してをりました。
生きててよかった。
神様は、ちょっとだけ私を見てくれたのかもしれぬ。









